有料老人ホームの入居契約書を交わす段階で、最後の最後、しっかりチェックしておくことがあります。
介護施設を退去になる場合、身元引取人は誰なのか。
入居の際、ほとんどのホームが身元引取人を1人・2人を立てることになります。
身元引取人とは本人が病気になったときの連絡先になったり、介護が必要な状態になって本人の判断能力が低下したときなどに入居者の立場に立ってホームとの話し合いや相談に応じたりします。
また、入居者が費用を払えなくなったときにホームに対する債務の連帯責任を負ったり、退去時(死亡時)の本人との所持品を引き取ったりもします。
これらの立場上、契約内容や入居者の権利・義務についても理解しておく必要があります。
金銭的なことは家庭内でもトラブルの元ですから、いざというときに誰が責任を負うのか、資産などは誰が管理するのか、契約の前に家族で話し合っておきましょう。
また、金銭面での責任を負う身元引取人とは別に、家族の意見を取りまとめたり、本人と連絡を密に取ったりする窓口役のキーパーソンがいるとスムーズにことが運ぶ場合があります。
本人は慣れない生活で、家族の訪問は大きな楽しみとなっています。
家族がしばらく誰も来ないと精神的にも不安定になってしまいます。
本人の意思確認も重要です。
嫌がっているのに無理に入居させるようなことをしたくないのは誰もが同じ気持ちでしょう。
よほどのひどいホームで無い限り、一人暮らしの不安もないし、スタッフは常に優しく声をかけ、気遣ってくれます。
それでも、入居前には再度本人の意思を確認しておきましょう。
無理やり入居させられれば、すぐに退去ということにもなりかねません。
どうしても本人がいやならゆっくりと考える時間をとるのもひとつの方法です。
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